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くろとり。「世界の果てで待っていて~天使の傷痕~」

ハァイ!
お久しぶりです、サガン。です。

こっちにはあんま出てきませんが、それなりにバタバタ楽しくやってます。
アニキューが面白くて非常に嬉しい限りですv
一番くじもちゃんとやったよ。
缶バッチ2種とラバスト、ポスターをGETしました。
まだ残ってそうだったらもう1回くらいやろうかな。
ラバスト欲しい。
ツッキーか田中さんの…。

そんな本日の一品。

「世界の果てで待っていて~天使の傷痕~」原作:高遠琉加
櫂谷雪人:鳥海浩輔 黒澤統一郎:黒田崇矢
葉室奏:坂巻亮祐 葉室律:下和田裕貴
水田透:内田大加宏 黒澤澪子:沢口千恵
母親:藤原美央子 オーナー:吉野貴宏

(あらすじ)
探偵事務所を営む黒澤のもとをある日、奏と名乗る少年が訪れる。
奏は3年前に行方不明になった双子の兄・律の捜索を依頼。
その矢先、偶然にも元同僚で現役刑事の櫂谷が追う事件に、律が関係していることがわかり2人は協力することに…。

(感想)
原作は未読。
静かな…というか少し重苦しさの漂うようなお話。
それぞれの「想い」が交錯していて出口のないような。
黒澤と櫂谷の中に沈む「ある夜」は互いにその一夜のみでそれから時間が経った今でも浮上してくることはない。
ただ、その時に選んでしまった事実は確かにあって。
その事実を抱えているのはどちらかといえば櫂谷なのだろう。
振り切ることができずに堕ちることを選んだ。
そこにある感情はまだ恋や愛とは違うようなものでしかないのかもしれないけれど。
切り捨てることができないから身を差し出す。
黒澤の方はもう少し感情が櫂谷に向いてるように見えるところもあって。
だからこそ、あそこで櫂谷にだけは弱さを見せることができたのだろう。
そんな昏い過去を抱えた2人が探すことになった人物。
律と水田。
この2人にも確定的な未来があって。
そこに向かっていくしかないところが重苦しさもあったり。
それでも最期の時までと律が寄り添おうとしている姿が印象的でした。
全体的にラブ感は薄め。
黒澤×櫂谷のシーンはあるもののどこか息苦しさの残るシーンでした。
櫂谷を演じた鳥ちゃんも黒澤を演じた黒田さんもとてもステキでした。
ただ、個人的にはこの作品は原作の文字で読んだ方が面白いのかなと思った点も。
というのは最後の方の逃亡劇のところ。
ここは多分、文字ならそのトリックには気付かず、それに気づいた黒澤に対し「さっすが探偵さん!」となるところだと思うのですが、音だとあまりにもわかりやすすぎて。
奏と律の声質がもう少し近ければ音だけの世界でもトリックとして通用するかなと思ったり。
母親は気が動転してて気づかなかったのかもしれないけれど…。
絵もない分、音に集中してしまうのである意味これは致命傷だったかもしれません。
せっかくステキな作品だっただけにもったいない。
巻末フリトは鳥ちゃんと黒田さんでサクっと。
「はぁはぁ言うのも疲れるけど、メンタル面で重いものも疲れる」とのこと。

じゃ!

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