おのたけ。「パラスティックソウル」
ハァイ!
今日は帰りに寄り道してきたよ、サガンです。
いや、つい、うっかりね。
だって、行きたかったんだもの。
そして、特価品見つけてウハウハ。
でも、読めないの。
特価品は⑤で④は以前GETしたんだけども、③がないという罠。
積み本にするしかねーな!(③買えよ)
そんな本日の一品。
これステキなんだ。
健ちゃんも小野くんもステキなんだ。
「パラスティック・ソウル」原作:木原音瀬
ジョエル・ハワード:小野友樹 八尋惣:武内健
ジョエル父:丹沢晃之 ゲスター教授:西村知道
マック:高梨謙吾 カイン:藤波聡
同僚女性:野月まさみ カウンセラー:宮川美保
(あらすじ)
舞台は近未来、犬耳・犬尻尾を持つ人類『ビルア種』が誕生した世界。
ジョエルは、結婚式をすっぽかした同性の婚約者・ビルア種の八尋に呼び出され、久しぶりに会うことになったのだが、そこで八尋が明かしたのは…。
(感想)
「願いが叶う薬」にまつわるお話。
最初は気に食わなくて八尋のことをいじめていたジョエル。
八尋もそんなジョエルの仕打ちに腹を立てていて。
全てはそこから始まっていて。
偶然八尋が薬を手にしたことで世界が変わり始める。
それほど深く考えずただ憎い一心で八尋がジョエルに薬を使ったことでジョエルは変わる。
ジョエルは知らないままに。
八尋に恋焦がれて追い回すようになって。
すげなくされても何度でも何度でも。
けれど、元のジョエルの素行の悪さみたいなのが失われたわけではなかったようで。
薬を使って勝手に関係を結んでしまって。
けれど、そうすることで八尋を泣かせキツく非難されて、ようやくジョエルは変わっていったようでもあって。
この時点ではどう考えても2人の関係は悪いままなんだけども、徐々に八尋の気持ちが動いて。
関係はまた変わっていくけれど、蜜月が濃くなっていけばいくほど八尋の中に芽生える想いは複雑で。
全てが自分が仕組んだことでしかなくて。
とにかくせつない。
それをジョエルに告白して関係を清算しようとして。
そこで新たな関係が始まっていくことになるんだけども…。
ここからの日々が更に八尋にとってはツライものだったと思う。
いくらジョエルが愛の言葉を囁いてくれても完全には気持ちが重なっていないのは明白で。
それでも失敗して泣き縋るジョエルを放っておけないようなところがあって。
八尋には確かに愛情があるからなんだけれども。
それでも、愛情があるからこそツライ部分が多くて非常にせつない。
小野くんのジョエルは最初は結構嫌な感じの男の子なんだけども、八尋に恋をして変わっていって。
一生懸命に八尋に縋っていく姿は、どこか年齢よりも幼い印象で、泣いて縋ってる姿とかは本当にかわいい感じ。
直接のガッツリえちシーンとかはないんだけども、1人Hしてるシーンがあって。
この時の喘ぎとか聞いてても受でもいけるんじゃない?って感じでした。
一方の健ちゃんの八尋は最初はジョエルのことを嫌ってて。
最初にヤられちゃった時とかも結構、太めの声で怒ってたりして。
けれど、気持ちが動いてからのシーンはもっと穏やかでどこかせつなくて。
蜜月時代のシーンがないので、甘い感じの声はほとんどないんだけれども、せつなさが想いの深さなんだと思えば更にせつなかったです。
それから小冊子。
その後の2人の物語。
原作のみ、CDのみの方には是非読んでいただきたい。
これを読んでようやく2人の物語が完結するんですよね。
ようやくハッピーエンドになれるというか。
CDだけだと、とりあえず2人でいることで落ち着きました、見たいな感じで。
ジョエルの抱える問題までは解決してなくて。
それが半年経ってようやく、気持ちに身体が追いついてきます。
好きな人とずっと一緒にいられて愛されて幸せだけどせつない日々を過ごす八尋。
大事にされていることがわかるのに、もっと欲しがってしまいたくなる自分。
どうにもならないなら諦めればいいのにそうはできなくて。
せつなくても傍にいることを選んで。
それがようやく実ったというか。
ジョエルの想いがちゃんと本物になったというか。
久しぶりのちゃんとしたセックスに泣いてしまう八尋。
「僕の体でも楽しめる?」と口にした八尋がとてもせつなくて。
幸せになって欲しいなと思いました。
願わくば、この物語も音声化して欲しかったなー。
じゃ!
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