もりすず。「ANSWER」
ハァイ!
怒涛の11連勤を終えましたよ、サガンです。
いやー、自分頑張った。
ちょっと褒めてあげたくなりました。
うちの部署、超フレックスなので11連勤したのってアタシだけなんだよね。
キーパンチャー的なことしてるんですが、後半もう指が動かないよね。
あぐ。
でも、もしかしたら来月もこんなんかも…。
むむむ。
そんな本日の一品。
「ANSWER」原作:崎谷はるひ
秦野幸生:鈴木千尋 真芝貴朗:森川智之
井川悠紀夫:千葉進歩 鎌田部長:野島昭生
(あらすじ)
卑怯な手段で関係を強いられ始まった関係。
脅迫まがいで関係を続ける真芝だが、いつしか秦野はそれを受け入れるようになっていて。
そんな秦野が理解できずにいた真芝は、やがて秦野の過去を知り…。
(感想)
なかなか痛いというか痛々しい部分のあるお話でした。
まあ、主に秦野の過去の部分がなんですが。
幸せな時間を得て、それを失って。
なんとか立ち直り始めたところでまた不運にも不幸に出くわすような。
不幸な偶然により真芝に暴行されて。
それでもそのままの関係を続ける。
続けるというよりは放棄することを放棄しているとでもいいましょうか。
放棄することにもエネルギーを要するし、最初の抵抗でそれが無駄だと知ると、今度は受け流す方向に替えたというか。
けれど、長らく感情をぶつけられているとその中で生まれる感情もあるようで。
それに気付いてから心情もまた切なかったり。
同じ頃に真芝は秦野の過去を知って自分のしたことにひどく後悔し距離をおくんですが。
こういうBLでここまで自分の行い(暴行)を後悔する攻も珍しいと思う。
過去の出来事を聞いて気分を悪くしちゃったり嗚咽したり。
自己嫌悪にまで陥って。
それでも残る感情があって。
ぶつけない方がきっと秦野は幸せになれるんだと思うのに縋ってしまうような気持ちがあって。
それは真芝の思いで、秦野はそんなふうに捉えてはいないし、既にもう真芝を必要としている部分もあるんだけども。
とにかく後半の2人の感情面が非常にせつなかったり胸がしめつけられたり。
ちーちゃんの秦野はなんというか非常に色気がありました。
ノンケだったはずなのに襲われて無理矢理に身体を繋げいるうちに開花しちゃったというか。
どこか浮世離れしているというか、壮絶に感じる部分も。
普段はわりと温度の低めの何事もやさしく受け止めるというか包み込むような仏様みたいなところが感じられるから、余計にギャップを感じるのかも。
一方のぶーちゃんの真芝はとにかく泣くシーンが印象的でした。
泣いて諦めようとして、でも諦められなくてどうしても縋ってしまう。
好きでごめんなさいって感じの。
最初は秦野を騙しちゃうような悪い奴だったのに、秦野のことを知って秦野のことを好きになって変わっていく感じがせつなかったりかわいかったり。
フリトはぶーちゃん、ちーちゃん、野島さん、千葉ちゃん。
野島さんがBLに興味があるのかいろいろ聞いてたりでなんか面白かったです。
じゃ!
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