よしまえ。「薔薇色の人生」
ハァイ!
おでんで好きな具はくたくたになったロールキャベツ、サガンです。
昨日から我が家はおでんです。
というわけでおでんをネタにしてみました。
最近のママンのマイブームはどうやら手作り鶏団子のようです。
鶏肉は入っててもパパンしか食べないんですが。
鶏団子だとママンもアタシも食べます。
基本的にはあんま肉好きじゃないんだけどねー。
そんな本日の一品。
これスゴイ好きかもしれん。
よっちんスゲー。
「薔薇色の人生」原作:木原音瀬
百田保男(モモ):吉野裕行 浜渦論(ロン):前野智昭
木村松治:乃村健次 浜渦眞迩:高坂篤志
百田茂:増谷康紀
(あらすじ)
前科三犯で家も家族もなくしてしまった百田。
生きていても仕方ないと自棄になりかけていた時に偶然通りかかった警官に制止される。
気真面目なその警官・浜渦に「抱かせろ」と無理難題をふっかけるが、彼はそれを受け止めてくれて。
そんな彼のために生きようと思った百田だったが…。
(感想)
これはもう本当に素晴らしかったです。
原作未読で、木原作品なのでそれなりに覚悟はして聞いたんですが。
もうなんというか素晴らしかった。
どうしようもない人生を歩んできたモモがロンちゃんに出会うことで生まれ変わったように一生懸命に生きているというか。
クズはクズなりに役に立ちたいと思ったり。
恋することで人ってこれほどまでに変われるんだな、というか。
そんなモモ役のよっちんがまたものの見事にハマってるわけですよ。
こういう893寄りなやさぐれた役が本当に似合いますね。
どうしようもなくやさぐれてて。
それでいて、世話焼きというかやさしい部分も見てとれて。
更にはロンちゃんに出会ったことで、ロンちゃんのこと話したり、ロンちゃんと話す時とかはそこに愛情が感じられる。
最初の出会いはきっとロンちゃんにとっては最悪でしかなくて。
でも、コトが終わった後には既にモモの中には芽生えているものがあって。
そういうものを芽生えさせたのもロンちゃんの人柄だとも言えるんですが。
誰からも必要とされない人間としか思えなかったモモに、初対面で必死に一生懸命になんとか手を差し伸べようとするロンちゃん。
最初はロンちゃんには義務感のようなものしかなくて。
でも、それはどこかでモモがちゃんと話していなかったからのようにも思えて。
ちゃんと話した後にはロンちゃんもちゃんと考えてちゃんと答えを出してくれて。
そんなロンちゃん役の前野くんはそういうやさしさが滲みでるような感じの声でした。
危ない橋を渡ろうとするモモを必死に縋って止めようとしたりするところとかも、本当にこの人はモモのこと好きなんだなーと感じられて。
この人がいればモモも大丈夫な気もしたりするんだけど、ただで終わらないのが木原作品。
愛情が増していく故に、自分のクズさ加減がわかればわかるほど、少しでも役に立ちたくなってモモは自らまた闇に手を染めていくことになって。
最初の方の場面とこのラストの方の2回、薬によるバッドトリップ的な描写があって。
それがもう壮絶です。
バッドトリップっていうか、それは2回とも「死」を狙ってのものなので。
でも、それがあってラストのシーンが活きるようにも感じられたり。
最後のロンちゃんの告白がやっぱり一番印象的です。
ロンちゃんがどれほどモモのことを大切に想っているのか。
それはきっとモモにもがっつり伝わったことでしょう。
特典フリトはよっちんと前野くん。
かなりの長丁場ということでお昼休憩を挟んでの収録だったらしい。
「薔薇色の人生」だと感じる瞬間については、前野くんはオーディションに受かった瞬間。
その次の瞬間からはプレッシャーとかも感じるけども。
自分が物事を考えてから動くロンタイプは先に手が出てしまうモモタイプかというような話で。
よっちんはモモタイプ。
最近だいぶ落ち着いたけど、キレやすいらしい(笑)
そして、前野くんはロンタイプ。
キスする時も「キスしていいですか?」と尋ねる草食系の代表だとか。
よっちん曰く「めんどくせー!」(笑)
じゃ!
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