たにたけ。「白雨」
ちょりース。
サガンでふ。
本日はドビックリするくらい早く仕事が終わったので久しぶりに街をブラブラしてきましたー。
って、本屋めぐりですが、何か問題でも?
明日の新刊がフラゲできるかしら?と思ったもののそれはなかったのですがいろいろ気になってたお話とか立ち読み出来たのでしてみたり。
…欲しくなっちゃったじゃーん。
それでも買わない良い子(?)なのですが。
家に帰ってから「あのCD買えば良かった!」と思ったものがあったのですが(売ってたかは確認してないけども)
また今度のお楽しみにしておこうかな。
本日の一品はこちら。
こっちもこっちで好きなんだな。
「白雨」原作:真崎ひかる
水沢那智:武内健 加賀有隆:谷山紀章
武川秀一:羽多野渉 和倉佑真:鈴木達央
加賀隆世:瀧本富士子
(あらすじ)
最近店にやってくる小さなお客さん。
その親にお礼を言おうと呼んでもらった那智はそこで有隆と再会する。
那智と有隆は8年前恋に堕ちるも親たちの反対にあい心中を約束。
けれど、那智は約束を破って街を出て…。
(感想)
時系列的には「淡雪」の次ですか。
お話の発表順としてはこちらが先ですが。
恋に必死だった頃とその恋から抜け出せない大人になった後のせつない物語。
特に接点もなかったような2人が校則違反による奉仕活動で一緒になって。
一緒いるうちに少しずつ周りから聞こえてくる評判とは違う印象を感じるようになって。
気が付けばそれは大きく膨らんで恋になって。
意識してドギマギしだす那智がかわいいし、夕立のシーンの2人の一気に距離が近付く感じとかすごくステキです。
どちらも相手が男であることの不思議さのようなものは感じつつも惹かれていくのはどうしようもないよね、みたいなところがあって。
関係自体は寛容に受け止めているような。
けれど、次第にそれぞれの背景が絡んできて。
那智の母親は若い愛人のいる家にもなかなか帰ってこないようなルーズな女。
那智の父親は地元の大手企業の社長。
それぞれの地位の差というか、それがこの恋を大きく振り回して。
生まれの違いからそれぞれの物の見方の違いも見えてきて。
少しずつこのままでいいのか?という思いが溢れて来て…。
再会してからの展開が少し早いかな?と思う部分もありましたが、だから今探してたんだと思える部分もあって。
もしも、そんなことがなかったらまた探すことはなかったのかな?とか思うとこの再会は本当に良かったと思えました。
そんなせつない想い満載の那智役健ちゃん、美人受ですね。
もうピッタリです。
学生時代からどこかおかあさんみたいな雰囲気があってオムライスのシーンが非常に好きです。
そして現在とでは当然といえば当然ですが声のトーンが違うんですよね。
ちゃんと低くなってる。
でも美人は顕在。
色っぽくて繊細でどこか凛としててステキでした。
一方の有隆役きーやん。
きーやん攻を久しぶりに聞いた気がするのですが。
学生時代の横暴な感じとかやはり非常に似合いますね。
それでいて、恋にまっしぐらっていうかがっついてる感じとか。
現在は大人になってもっと穏やか。
横暴さはないけどどこか力強さみたい、大人の貫禄みたいなのを感じました。
最後の告白シーンでの言葉が丁寧なのにも大人になったんだなーと感じました。
特典フリトは健ちゃん、きーやん、たっつん、渉の4人。
お話にちなんで8年前の自分は何をしていたか?なんて話題で盛り上がる。
33歳のきーやんは25歳の時、G.I.zokuしてました。
ぎゃー、G.I.zoku!
懐かしい。
今時のお嬢さんたちは知らないかなー。
きーやん、久ちゃん、真樹ちゃん、田坂くん、伊藤くん(後に杏里にチェンジ)から成る5人組ユニット。
たしか、E.M.Uの弟分的なはず。
きーやん曰く今となってはカルトアイドルらしいですが(笑)
歌って踊ってしてたきーやん、懐かしー。
もうすぐ25歳のたっつんは17歳ということでガッツリ学生。
鼻くそばっか食べてたそうです(笑)
あとはいかに先生にバレないようにして先生の車にイタズラするかとか。
限界を知りたくてシングルスでどこまでいけるかとか(それって…)
右脳と左脳がテレコだとはゼブラ柄だとか。
基本的にちょっとsickな子だったらしいです(笑)
30歳の健ちゃんは22歳の頃はこの業界で仕事し始めたところ。
大学には行ってないけど、ここまでのいろいろあったことはトップシークレット。
全然モテなかったそうです。
26歳の渉は18歳の頃、上京して養成所に通い始めた頃で。
4月に入学して5月には彼女がいたという発言に「自慢か!」との声。
しかも、その前の健ちゃんがモテないって話してるのにー…。
彼女と何してましたか?の問いにはナニしてました的な(爆)
夕立は素敵なイベントだ発言も。
2人で濡れて帰る→両親はいない→2人きり→わーっみたいな話もしてました。
…大丈夫かな、この子(笑)
あとは夕立のところで「渉が朝なるのは?」と聞かれ思わず「朝…」と答えそうになる渉。
とても楽しいフリトでした(笑)
…無駄にG.I.zokuの説明が長いか?(笑)
じゃ!
naraku370
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