11月決算+12月目標。+「恋ひめやも」読了。
ちょりース。
サガンだぷ。
あっという間に坊主が走る季節になってしまいましたね。
どうせ走るならキレイな坊主がいいね!(何)
そんなこんなで、まずは11月決算。
本10冊(小説3冊、コミック3冊、同人3冊、雑誌1冊)
CD5枚
無事ノルマ内でしたーv
CDも危惧してたんですが新作以外買わずにいられたのでね。
古いののレビューとかずっとやってたせいもあるのかな。
本もなんとかノルマ内に収まったし。
まぁ集めようかなと思ったシリーズを集めてないせいもあるんですが。
そして、気になるコミックで買ってないものあるんですが。
それでも、とりあえずは現状で読む本はあるしいっか、みたいな。
原稿の方も無事脱稿出来たしよかったよかった(打ち切ったとも言うが)
そして、12月目標。
①本10冊
②CD5枚
③原稿 プロット
…とりあえずこんな感じで。
いや、でも。
①は15の方がいいのかなぁ?
結構、今月は買う予定の本があったりして。
CDは新作が4枚かな。
なので後はなんとか1枚に抑えたいところ。
一番の問題は今月もやっぱり原稿だと思うのですが。
全く見えて来ないので。
どんな話にするか真剣に考えた方がいいと思う…。
今度こそ、がっつりプロット立ててプロットどおりに進めたいのですが。
果たしてどうなることやら…。
そんなこんなのうちに英田サキさんの「恋ひめやも」読了。
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恋ひめやも |
元教え子・棚橋と元担任・水原が同窓会で再会して徐々に気持ちが近付いていくお話。
「いつか終わる恋のために」
棚橋視点のお話。
同窓会で再会した水原は在学当時とはまるで印象が違っていて。
あることをきっかけに自分の知らない水原の姿に遭遇し、少しずつ不可解な感情を抱くようになっていく棚橋。
けれど、自分はゲイではないし彼女との結婚も約束しているし…。
少しずつ距離が近付くにつれて棚橋の心は水原に向いていきます。
それでもそれは棚橋自身一過性のものとしか考えていなくて。
彼女とは結婚するし、それまでの間だけ好きでいさせて下さいとか水原に言っちゃうし。
なんて身勝手な男!!としか言いようがない。
水原が好きな気持ちは確かにあるのにそこまで踏み込んでないというか…。
まだこの時は欲望というよりも一緒にいると穏やかな気持ちになれるとかそんな気持ちの方が上回っているというか。
水原はなかなか本心を口にしない人なので、その嘘に振り回されることにもなるのだけれど、最終的には元カレの発言もあって棚橋が水原を選ぶことに。
「恋ひめやも」
水原視点のお話。
棚橋は水原が好きで、水原も棚橋のことを好きで。
けれど、恋人にはなれないと言い。
でも、デートのようなことはして。
水原の感情面を整理して前向きになっていこうとするようなお話。
過去の恋愛経験とか家庭環境とか、いろんなものがあって水原は自分の気持ちを相手に伝えることに臆病で。
それが誰かの犠牲の上に成り立つものなら尚更。
棚橋は結果的に彼女と別れることにもなったのだし。
そういうのもあって「好き」と口にすることもない。
棚橋に幾度となくそういう雰囲気に持ってこられそうになってもはぐらかしたり強情を張ったり。
当然、キスも何もないままに1カ月以上の健全なお付き合い。
そう考えるとすごく棚橋という男がイイ男だとも思えたり。
自制心があるというか辛抱強いというか…。
「水原はそういう人だから」ってのをよく理解した上で焦らず付き合おうとしているというか。
一度離れてしまうような感じになるんだけども、それからの水原がなんだかまた切なくて。
それまでセーブしていた分、会えないけれど会わないから何に気兼ねをすることもなく棚橋を想ってみたり。
最後にはちゃんと結ばれるのですが、その際の水原の気持ちもまた何とも言えないというか…。
ここまで少しも手出しされてこなかったから本当はゲイでもない棚橋にとって自分は欲望の対象と見られていないのではという思いとか。
いつもの英田作品のように警察もヤクザもなければ事件も起きないし大きな展開もない。
ただ淡々と2人の心の動きが綴られている静かな物語。
でも、それがなんだか胸にじんわり沁みてくるのです。
じゃ!
naraku148
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