「honey」読了。
ちょりース。
サガンだぽ。
最近はちょっと落ち着いて?図書館で借りてきた真面目本とか読んでましたが、その前に読み終えてたノベルスの感想でも。
![]() |
honey 著:雪代鞠絵 ショコラノベルス |
古本屋で衝動買いしたんスけどね。
元々はCDの方の噂は聞いてて。
おすぎが攻やってるんでね。
みっくんも出てるんですけどね。
って、小説の話をしよう。
とある事情で一緒に暮らすことになった、外科医・久保貴志(29)×高校生・雪村史緒(16?)の生活は3年目を迎えていた。
ろくに家事の出来ない貴志に代わって家事全般を一挙に担っているのは史緒。
貴志の邪魔にならないように。
それだけを心掛け、役に立つように役に立つようにと働いてきた。
そんなある日。
その日は史緒にとっては特別で。
けれど、貴志はそのことにさえ気付かずに。
口論?の末、史緒は階段から落ち記憶喪失になってしまう。
目覚めたシオはここ数年の記憶がなく。
当然、貴志との記憶はない。
幼児退行とまではいかないが、幾分幼くなったシオの印象はまるで史緒とは違っていた。
シオは史緒と違って自分の気持ちに素直で。
好きなものは好きとはっきり言う。
貴志の友人の天野のちょっとした悪戯心からの記憶のない部分についての説明もあって、シオは貴志と恋人同士だと思い込んでしまう。
貴志への好意をはっきりと示すシオに困惑する貴志。
それまでの史緒との間には当然そんなことはなくて。
恋人同士というのも嘘で。
けれど、シオと付き合っていくうちに、実はシオの姿こそが史緒の本質ではないかと思い始め。
いつも見ていた史緒は武装された姿だったのでは、と思うようになる。
そんな中、貴志が言ったある言葉をきっかけにシオはいなくなってしまう。
何か手掛かりがないかと史緒の部屋を漁った貴志は小さなメモ帳を見つける。
それは貴志に関する事細かなことが書かれたもので。
そこに綴られた言葉に、自分たちが最初に出会った時から擦れ違ってしまっていたことを知る。
そうして、シオと暮しているうちに貴志はシオに惹かれていって…。
記憶喪失とかあって、切ないですん。
あぐ。
記憶喪失中の記憶ってのは、記憶が戻った時には大体なくなるし。
貴志が最初に愛しいと思った存在はシオで。
それが史緒の本質だって思えるから、史緒に戻った後にも、それまでよりも優しく接することが出来たりするんだけども。
それが史緒にはどうして急に優しくなったのかもわからないし。
時々、自分を通して別の何かを見ているように感じることもあるし。
当然、元に戻った史緒には貴志と恋人同士だったなんて記憶もないわけだし。
けれど、その頃の残像みたいなのが夢にぼんやりと出てきたり。
っていうか、貴志と暮すことになった最初に史緒が自分に科した役割っていうかそういうのが切なく感じるんだなぁ。
強がって強がって強がってる史緒がね、やっぱ好きなんだわ。
健気なシオよりもね。
ま、好みの問題なんだろうけども。
ひねくれてる子大好きなのでね(笑)
ちゃんと最後には収まるところに収まるですけども。
2話目の方での史緒のドジっ子ぶり(怪我っぷり)にはさすがに驚きました。
ああ、そこまでするか…みたいな、ね。
でも、面白かったですー。
CDちょっと気になるね。
ちなみに、キャストは貴志がおすぎで、史緒が下野くんで、天野がみっくんでしたー。
じゃ!
>さち子とR子。
先日はお世話になりましたー。
超楽しかったです♪
アタシも原稿がんばらねば!!(…体力勝負な展開までやってきてしまいました!)
書くペースが落ちそうな悪寒…(でも、書かないと終わらない)
コンパクトにまとめられるといいのですが…(今更)
ゆっちーにやられてvv
みっくんにそんな興味持ってもらえるとは意外でしたわ。
わーきゃー言いながら楽しんで下されvv
みっくんエンドもステキなのでー☆
また、次も買ったら貸すからねー。
« 惚れてまうやろポイント。 | トップページ | 「ファイナルカット」読了。 »
「小説。」カテゴリの記事
- 「終わりなき夜の果て(下)」読了。(2010.11.17)
- 「終わりなき夜の果て(上)」読了。(2010.10.04)
- 「バロックの裔~無垢なまなざし~」読了。(2010.09.05)
- 龍馬伝。+「くるぶしに秘密の鎖」読了。(2010.07.10)
- E6系。+読書メーター。(2010.02.02)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント